菅沼 準二
Junji suganuma
東京藝術大学名誉教授
東京藝術大学卒業 巌本真理弦楽四重奏団に長く在籍した後1976年NHK交響楽団の首席ヴィオラ奏者として入団。1990年にN響を退団後、東京藝術大学教授に就任。現在は、東京藝術大学名誉教授、ジャパン・ストリング・クァルテット、東京クライス・アンサンブルのメンバーとして活躍している。
■ヴァイオリン<ディレクター>
澤 和樹
Kazuki Sawa
東京藝術大学、英国王楽院名誉教授
東京藝術大学大学院修了。ロン=ティボー、ヴィエニアフスキ、ミュンヘンなどの国際コンクールに入賞。イザイ・メダル、ボルドー音楽祭金メダル受賞などヴァイオリニストとして国際的に活躍。’90年、澤クヮルテットを結成。’96より指揮活動を開始。日本音楽コンクール、東京音楽コンクール、ティボールヴァルガ、ロン=ティボー、大阪国際室内楽コンクール、宗次エンジェル、ロンドン弦楽四重奏コンクールなどの審査員を歴任。2004年、和歌山県文化賞受賞。東京藝術大学音楽学部教授、音楽学部長を経て?16年より’22年まで東京藝術大学長。’23年より東京大学先端科学技術研究センターフェロー。
■ヴァイオリン
漆原 朝子
Asako Urushihara
東京芸術大学教授、大阪音楽大学特任教授
東京藝術大学附属高等学校在学中に日本国際音楽コンクールで最年少優勝。ジュリアード音楽院卒業。1988年NHK交響楽団定期公演デビュー、ニューヨークでのリサイタル・デビューでも絶賛を博す。マールボロ音楽祭でルドルフ・ゼルキン等と共演、ザルツブルク音楽祭などにも登場し、内外のオーケストラとの共演も数多い。アリオン賞、モービル音楽賞奨励賞、姉・啓子とのデュオのCDで文化庁芸術祭優秀賞受賞。
沼田 園子
Sonoko Numata
東京藝術大学講師、洗足学園音楽大学教授
東京藝術大学音楽学部大学院博士課程単位習得。パガニーニ生誕200年祭国際ヴァイオリンコンクール、マリア・カナルス、アルベルト・クルチ各国際コンクールに上位入賞。日本音楽コンクール作曲部門の演奏でコンクール審査委員会特別賞、アール・レスピランのメンバーとして中島健蔵賞を、静岡県文化奨励賞をそれぞれ受賞。1990年より水戸室内管弦楽団の常任メンバーを25年務める。ヨーロッパ各地でも協奏曲、リサイタル、室内楽のコンサートに出演。ファイン・デュオとしてリサイタルを全国にて開催。2015年カルテット・プラチナムを主幹結成。
現在、東京藝術大学講師、洗足学園音楽大学教授
■ヴァイオリン
澤 亜樹
Aki Sawa
東京藝術大学音楽学部非常勤講師/
藝大フィルハーモニア管弦楽団コンサートマスター
東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、同大学音楽学部首席卒業、同大学院音楽科修士課程修了。学内にて安宅賞、アカンサス音楽賞、大学院アカンサス音楽賞受賞。英国王立音楽院に留学し、最高位を得て首席卒業。青山音楽賞新人賞、松方ホール音楽賞受賞。これまでに藝大フィルハーモニア管弦楽団、ウクライナ国立フィルハーモニーなどと共演。2015-17年度束京藝大音楽学部室内楽科非常勤講師。
■ヴァイオリン
田野倉 雅秋
Masaaki Tanokura
兵庫芸術文化センター管弦楽団コンサートマスター
日本フィルハーモニー交響楽団ソロ・コンサートマスター
4歳よりスズキメソードにてヴァイオリンを始める。東京芸大附属高校を経て東京芸術大学に進学後ジュリアード音楽院より学士号取得。故小国英樹、原田幸一郎、清水髙師、ドロシー・ディレイ、川崎雅夫、チョーリャン・リンの各師に師事。日本音楽コンクール第2位、ニールセン国際コンクール優勝。広島交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター、大阪フィルハーモニー交響楽団首席コンサートマスターを経て、現在兵庫芸術文化センター管弦楽団コンサートマスター及び日本フィルハーモニー交響楽団ソロ・コンサートマスターをつとめる。
大野かおる
Kaoru ohno
東京藝術大学、東京音楽大学 講師 / 大阪芸術大学客員教授
5歳よりヴァイオリンを始める。東京藝術大学付属音楽高校入学、ヴィオラに転向する。同大学を経て東京藝術大学大学院修了。在学中より活発な演奏活動を開始。藝大モーニングコンサートではダヴィッドのヴィオラ協奏曲を日本初演。ターティス国際ヴィオラコンクール(イギリス)では2つの特別賞を、東京国際音楽コンクール「室内楽」では第一位入賞、併せて2つの特別賞も受賞。ソロと室内楽を中心に国内外のコンサートや音楽祭で幅広く活躍、著名なアーティストとの共演も数え切れない。アンサンブルOfトウキョウでは1986年の創立以来、中心的なメンバーとして活躍している。
市坪 俊彦
Toshihiko Ichitubo
東京藝術大学准教授、沖縄県立芸術大学非常勤講師
東京藝術大学附属高等学校、同大学を経て、1992年同大学大学院を修了。在学中、東京文化会館推薦音楽会オーディション、NHK洋楽オーディション等に合格。芸大にて安宅賞を受賞。現在は澤クヮルテット、紀尾井ホール室内管弦楽団、東京クライスアンサンブルのメンバーをつとめており、定期的なリサイタル開催のほか、近年は南西ドイツフィルとの共演や、クープラ音楽祭(イタリア)などへの出演など、ソロ、室内楽、オーケストラの分野で幅広い演奏活動をおこなっている。
■チェロ
花崎 薫
Kaoru Hanazaki
愛知県立芸術大学音楽学部教授、名古屋音楽大学客員教授、東京藝術大学非常勤講師、武蔵野音楽大学非常勤講師、大阪フィルハーモニー交響楽団客演首席奏者
東京藝術大学在学中、ドイツ学術交流会給費留学生としてベルリン芸術大学に留学。
東京藝術大学在学中に安宅賞を受賞。1981年、第50回日本音楽コンクール、チェロ部門3位入賞。1986年文化庁、文化庁在外研修員としてドイツ、カールスルーエ音楽大学にて研鑽を積む。長年にわたり新日本フィルハーモニー交響楽団、首席奏者として歴代の指揮者のもと、オーケストラを支えた。東京クライスアンサンブルメンバーとして室内楽の分野でも活動を行う。東京シンフォニエッタのメンバーとして、2011年サントリー芸術財団、佐治敬三賞を受賞。2013年、ベートーヴェン、チェロとピアノの為の全作品のCDを発売する。
■チェロ
向山 佳絵子
Kaeko Mukoyama
京都市立芸術大学准教授
東京生まれ。東京藝術大学を経てドイツ・リューベック国立音楽大学に留学。松波恵子、堀江泰氏、レーヌ・フラショー、毛利伯郎、ダヴィド・ゲリンガスの各氏に師事。第54回日本音楽コンクール第1位。第10回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第1位。第3回アリオン賞審査委員奨励賞、第2回出光音楽賞受賞。世界の一流演奏家や、N響、東京都響、読売日響他多くのオーケストラと共演のほか、NHK-FMに度々出演し、演奏はもちろんパーソナリティも務めた。また、BSクラシック倶楽部等テレビでも度々取り上げられている。2017年まで4年間、N響の首席奏者も務めた。録音は5枚のソロアルバムのほか、池辺晋一郎と三善晃のチェロ協奏曲や、12人のチェロ・アンサンブルのCDもそれぞれ発売。現在、京都市立芸術大学准教授として後進の指導を務める傍ら、日本を代表する実力派チェリストとしてリサイタル、室内楽、公演プランナーと多彩に活躍している。
那須野 直裕
Naohiro Nasuno
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校教諭/東京シンフォニエッタ/
カペラ・コレギウム ・ヴェリタス/ アンサンブル東風メンバー/RMAJ副理事長
島根県出身、東京藝術大学卒業 永島義男氏に師事。第66・84回日本音楽コンクール委員会特別賞を受賞、現代音楽アンサンブルの演奏会において 第3・10回佐治敬三賞受賞を受賞する。これまでにノルマンディーの10月音楽祭(仏)、 アリカンテ音楽祭(西)、 フェスティバル・アテンポ(委)、プレゾンス音楽祭(仏)等の海外の現代音楽祭に多数参加し高い評価を得ている。
2015年まで東京藝術大学音楽学部管弦楽研究部非常勤講師を勤める
蓼沼 恵美子
Emiko Tadenuma
洗足学園音楽大学、桐朋学園芸術短期大学講師
東京藝術大学附属音楽高校を経て、同大学を首席卒業。「安宅賞」受賞。同大学院修士課程修了後、ロンドンに留学し、マリア・クルチョ女史に師事。ミュンヘン国際コンクール二重奏部門で第3位入賞。アンサンブルピアニストとして著名アーティストと多数共演。国内外の音楽祭に招聘されるほか、NHK-FM、BBC等にも出演。
■ピアノ
鳥羽 亜矢子
Ayako Toba
東京藝術大学、インディアナ大学にて学ぶ。巨匠J.シュタルケル氏のアシスタントピアニスト、東京藝術大学弦楽科伴奏助手を務めた他、国内外に於いてリサイタル等での共演、弦楽セミナー、コンクール等の伴奏を務めている。
谷合 千文
Chifumi Taniai
東京都立総合芸術高校非常勤講師
東京都立芸術高校を経て東京藝術大学、同大学院室内楽科を修了。
主にアンサンブルの分野において活動を拡げ、東京藝術大学弦楽科にて伴奏助手を2018年まで務めた他、日本フルートコンヴエンション、二期会オペラ研修所、バレエ団芸術座などでピアニストを歴任。幅広いジャンルのカバーに定評がある。