弦楽器部門講師陣[2024]

■ヴァイオリン<ディレクター>

澤 和樹

Kazuki Sawa

東京藝術大学、英国王立音楽院名誉教授、昭和音楽大学客員教授

東京藝術大学大学院修了。ロン=ティボー、ヴィエニアフスキ、ミュンヘンなどの国際コンクールに入賞。イザイ・メダル、ボルドー音楽祭金メダル受賞などヴァイオリニストとして国際的に活躍。’90年、澤クヮルテットを結成。’96より指揮活動を開始。日本音楽コンクール、東京音楽コンクール、ティボール ヴァルガ、ロン=ティボー、大阪国際室内楽コンクール、宗次エンジェル、ロンドン弦楽四重奏コンクールなどの審査員を歴任。2004年、和歌山県文化賞受賞。東京藝術大学音楽学部教授、音楽学部長を経て’16年より’22年まで東京藝術大学長。’23年より東京大学先端科学技術研究センター フェロー。


■ヴァイオリン

漆原 朝子

Asako Urushihara

東京芸術大学教授、大阪音楽大学特任教授

東京藝術大学附属高等学校在学中に日本国際音楽コンクールで最年少優勝。ジュリアード音楽院卒業。1988年NHK交響楽団定期公演デビュー、ニューヨークでのリサイタル・デビューでも絶賛を博す。マールボロ音楽祭でルドルフ・ゼルキン等と共演、ザルツブルク音楽祭などにも登場し、内外のオーケストラとの共演も数多い。アリオン賞、モービル音楽賞奨励賞、姉・啓子とのデュオのCDで文化庁芸術祭優秀賞受賞。


■ヴァイオリン

沼田 園子

Sonoko Numata

東京藝術大学講師、洗足学園音楽大学教授

東京藝術大学音楽学部大学院博士課程単位習得。パガニーニ生誕200年祭国際ヴァイオリンコンクール、マリア・カナルス、アルベルト・クルチ各国際コンクールに上位入賞。日本音楽コンクール作曲部門の演奏でコンクール審査委員会特別賞、アール・レスピランのメンバーとして中島健蔵賞を、静岡県文化奨励賞をそれぞれ受賞。1990年より水戸室内管弦楽団の常任メンバーを25年務める。ヨーロッパ各地でも協奏曲、リサイタル、室内楽のコンサートに出演。ファイン・デュオとしてリサイタルを全国にて開催。2015年カルテット・プラチナムを主幹結成。


■ヴァイオリン

澤 亜樹

Aki Sawa

東京藝術大学音楽学部非常勤講師/洗足学園音楽大学非常勤講師
藝大フィルハーモニア管弦楽団コンサートマスター

東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、同大学音楽学部首席卒業、同大学院音楽科修士課程修了。学内にて安宅賞、アカンサス音楽賞、大学院アカンサス音楽賞受賞。英国王立音楽院に留学し、最高位を得て首席卒業。青山音楽賞新人賞、松方ホール音楽賞受賞。これまでに藝大フィルハーモニア管弦楽団、ウクライナ国立フィルハーモニーなどと共演。2015-17年度束京藝大音楽学部室内楽科非常勤講師。


■ヴァイオリン

伊藤 亮太郎

Ryoutarou Itou

NHK交響楽団コンサートマスター、昭和音楽大学客員教授、
昭和音楽大学附属ストリングアカデミー主任教授、
桐朋学園大学非常勤講師

2015年〜2024年NHK交響楽団コンサートマスター。昭和音楽大学客員教授。同大附属ストリングアカデミー主任教授。桐朋学園大学非常勤講師。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース修了。第58回日本音楽コンクール第1位、併せて鷲見賞、レウカディア賞受賞。第1回フォーバルスカラシップ・ストラディヴァリウス・コンクール第1位。1995年、英国に留学。97年、ストリング・クヮルテットARCOを結成。2005年より札幌交響楽団コンサートマスター。15年N響コンサートマスターに就任。ソリストとしてN響、札響、ローザンヌ室内管と共演。ヴァイオリンを故江藤俊哉、澤和樹、堀正文、ジョルジュ・パウクの各氏に師事する。


大野先生写真■ヴィオラ

大野かおる

Kaoru ohno

東京藝術大学、東京音楽大学、講師/大阪芸術大学客員教授

5歳よりヴァイオリンを始める。東京藝術大学付属音楽高校入学、ヴィオラに転向する。同大学を経て東京藝術大学大学院修了。在学中より活発な演奏活動を開始。藝大モーニングコンサートではダヴィッドのヴィオラ協奏曲を日本初演。ターティス国際ヴィオラコンクール(イギリス)では2つの特別賞を、東京国際音楽コンクール「室内楽」では第一位入賞、併せて2つの特別賞も受賞。ソロと室内楽を中心に国内外のコンサートや音楽祭で幅広く活躍、著名なアーティストとの共演も数え切れない。現在はアンサンブルofトウキョウ、カルテット・プラチナムなどのメンバーとしても活躍する。


■チェロ

花崎 薫

Kaoru Hanazaki

愛知県立芸術大学音楽学部教授/名古屋音楽大学客員教授/
東京藝術大学非常勤講師/武蔵野音楽大学非常勤講師/
大阪フィルハーモニー交響楽団客演首席奏者

東京藝術大学在学中、ドイツ学術交流会給費留学生としてベルリン芸術大学に留学。
東京藝術大学在学中に安宅賞を受賞。1981年、第50回日本音楽コンクール、チェロ部門3位入賞。1986年文化庁、文化庁在外研修員としてドイツ、カールスルーエ音楽大学にて研鑽を積む。長年にわたり新日本フィルハーモニー交響楽団、首席奏者として歴代の指揮者のもと、オーケストラを支えた。東京クライスアンサンブルメンバーとして室内楽の分野でも活動を行う。東京シンフォニエッタのメンバーとして、2011年サントリー芸術財団、佐治敬三賞を受賞。2013年、ベートーヴェン、チェロとピアノの為の全作品のCDを発売する。


■チェロ

向山 佳絵子

Kaeko Mukoyama

東京藝術大学准教授

東京生まれ。東京藝術大学を経てドイツ・リューベック国立音楽大学に留学。松波恵子、堀江泰氏、レーヌ・フラショー、毛利伯郎、ダヴィド・ゲリンガスの各氏に師事。第54回日本音楽コンクール第1位。第10回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第1位。第3回アリオン賞審査委員奨励賞、第2回出光音楽賞受賞。世界の一流演奏家や、N響、東京都響、読売日響他多くのオーケストラと共演のほか、NHK-FMに度々出演し、演奏はもちろんパーソナリティも務めた。また、BSクラシック倶楽部等テレビでも度々取り上げられている。2017年まで4年間、N響の首席奏者も務めた。録音は5枚のソロアルバムのほか、池辺晋一郎と三善晃のチェロ協奏曲や、12人のチェロ・アンサンブルのCDもそれぞれ発売。現在、京都市立芸術大学准教授として後進の指導を務める傍ら、日本を代表する実力派チェリストとしてリサイタル、室内楽、公演プランナーと多彩に活躍している。


■コントラバス

那須野 直裕

Naohiro Nasuno

東京藝術大学附属音楽高等学校教諭/RMAJ副理事長/
東京シンフォニエッタ/アンサンブル東風メンバー

島根県出身、東京藝術大学卒業 永島義男氏に師事。第66・84回日本音楽コンクール委員会特別賞を受賞、現代音楽アンサンブルの演奏会において 第3・10回佐治敬三賞を受賞する。これまでにノルマンディーの10月音楽祭(仏)、 アリカンテ音楽祭(西)、 フェスティバル・アテンポ(委)、プレゾンス音楽祭(仏)等の海外の現代音楽祭に多数参加し高い評価を得ている。2015年まで東京藝術大学音楽学部管弦楽研究部非常勤講師を勤める。


■ピアノ

蓼沼 恵美子

Emiko Tadenuma

昭和音楽大学客員教授、洗足学園音楽大学、
桐朋学園芸術短期大学講師

東京藝術大学を首席卒業。「安宅賞」受賞。同大学院修了後、ロンドンにてマリア・クルチョ女史に師事し研鑽を積む。 ミュンヘン国際コンクール、ヴァイオリン・ピアノ二重奏部門にて第3位入賞。アンサンブルピアニストとして著名アーティストと多数共演、高い信頼を得ている。国内外の音楽祭に招聘されるほか、ヘンシェル弦楽四重奏団との共演によるピアノ五重奏、澤和樹とのデュオなど、多数のCDが音楽誌上で高く評価されている。


■ピアノ

鳥羽 亜矢子

Ayako Toba

東京藝術大学を経て、インディアナ大学にて研鑽を積む。渡米後、巨匠ヤーノシュ・シュタルケル氏、ミリアム・フリード女史の専属アシスタントピアニストを務めた他、ケネディーセンター・テラスシアター(ワシントンD.C.)でのミレニアムコンサート等、国内外の演奏会に多数出演。帰国後、国内外に於いてリサイタルでの共演や伴奏、弦楽セミナー、コンクールやマスタークラスの公式ピアニストを務めており、2016年まで東京藝術大学音楽学部弦楽科及び指揮科非常勤講師(伴奏助手,演奏研究員)を務める。


taniai■ピアノ

谷合 千文

Chifumi Taniai

東京都立総合芸術高校非常勤講師

東京都立芸術高校を経て東京藝術大学、同大学院室内楽科を修了。
主にアンサンブルの分野において活動を拡げ、東京藝術大学弦楽科にて伴奏助手を2018年まで務めた他、日本フルートコンヴエンション、二期会オペラ研修所、バレエ団芸術座などでピアニストを歴任。幅広いジャンルのカバーに定評がある。


※都合により講師陣の変更がある場合がございます。予めご了承下さい。

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