弦楽器部門 講師陣[2022]


■ヴァイオリン<ディレクター>

澤 和樹

Kazuki Sawa

東京藝術大学学長、英国王立音楽院名誉教授

1979年、東京藝術大学大学院修了。ロン=ティボー、ヴィエニアフスキ、ミュンヘンなどの国際コンクールに入賞。イザイ・メダル、ボルドー音楽祭金メダル受賞などヴァイオリニストとして国際的に活躍。’90年、澤クヮルテットを結成。’96より指揮活動を開始。2004年、和歌山県文化賞受賞。東京藝術大学音楽学部長を経て2016年より2022年3月まで東京藝術大学長。英国王立音楽院名誉教授。


■ヴァイオリン

漆原 朝子

Asako Urushihara

東京芸術大学教授、大阪音楽大学特任教授

東京藝術大学附属高等学校在学中に日本国際音楽コンクールで最年少優勝。ジュリアード音楽院卒業。1988年NHK交響楽団定期公演デビュー、ニューヨークでのリサイタル・デビューでも絶賛を博す。マールボロ音楽祭でルドルフ・ゼルキン等と共演、ザルツブルク音楽祭などにも登場し、内外のオーケストラとの共演も数多い。アリオン賞、モービル音楽賞奨励賞、姉・啓子とのデュオのCDで文化庁芸術祭優秀賞受賞。


■ヴァイオリン

沼田 園子

Sonoko Numata

東京藝術大学講師、洗足学園音楽大学教授

東京藝術大学音楽学部弦楽科を首席で卒業、大学院博士課程単位習得。
パガニーニ生誕200年祭国際ヴァイオリンコンクール、マリア・カナルス、アルベルト・クルチ,各国際コンクールに上位入賞。日本音楽コンクール作曲部門の演奏に対してコンクール審査委員会特別賞、アール・レスピランのメンバーとして中島健蔵賞、静岡県文化奨励賞をそれぞれ受賞。
1990年より水戸室内管弦楽団の常任メンバーを25年務める。ソリスト、ゲストコンサートマスターとして主要オーケストラと共演、内外の一流演奏家と共演。ヨーロッパ各地でも協奏曲、リサイタル、室内楽のコンサートに出演。ファイン・デュオとしてリサイタルを全国にて開催。2015年カルテット・プラチナムを結成。CDはベートー ヴェン ヴァイオリン・ソナタ全曲、「日本の響」VolⅠⅡⅢⅣ4枚をリリース、絶賛を博す。


■ヴァイオリン

澤 亜樹

Aki Sawa

東京藝術大学音楽学部非常勤講師/
藝大フィルハーモニア管弦楽団コンサートマスター

東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、同大学音楽学部首席卒業、同大学院音楽科修士課程修了。学内にて安宅賞、アカンサス音楽賞、大学院アカンサス音楽賞受賞。英国王立音楽院に留学し、最高位を得て首席卒業。青山音楽賞新人賞、松方ホール音楽賞受賞。これまでに藝大フィルハーモニア管弦楽団、ウクライナ国立フィルハーモニーなどと共演。2015-17年度束京藝大音楽学部室内楽科非常勤講師。


suganuma■ヴィオラ《プロデューサー/ディレクター》

菅沼 準二

Junji suganuma

東京藝術大学名誉教授

東京藝術大学卒業 巌本真理弦楽四重奏団に長く在籍した後1976年NHK交響楽団の首席ヴィオラ奏者として入団。1990年にN響を退団後、東京藝術大学教授に就任。現在は、東京藝術大学名誉教授、ジャパン・ストリング・クァルテット、東京クライス・アンサンブルのメンバーとして活躍している。


大野先生写真■ヴィオラ

大野かおる

Kaoru ohno

東京藝術大学、東京音楽大学、洗足学園音楽大学講師、大阪芸術大学客員教授

5歳よりヴァイオリンを始める。東京藝術大学付属音楽高校入学、ヴィオラに転向する。同大学を経て東京藝術大学大学院修了。在学中より活発な演奏活動を開始。藝大モーニングコンサートではダヴィッドのヴィオラ協奏曲を日本初演。ターティス国際ヴィオラコンクール(イギリス)では2つの特別賞を、東京国際音楽コンクール「室内楽」では第一位入賞、併せて2つの特別賞も受賞。ソロと室内楽を中心に国内外のコンサートや音楽祭で幅広く活躍、著名なアーティストとの共演も数え切れない。アンサンブルOfトウキョウでは1986年の創立以来、中心的なメンバーとして活躍している。


■ヴィオラ

市坪 俊彦

Toshihiko Ichitubo

東京藝術大学准教授、沖縄県立芸術大学非常勤講師

東京藝術大学附属高等学校、同大学を経て、1992年同大学大学院を修了。在学中、東京文化会館推薦音楽会オーディション、NHK洋楽オーディション等に合格。芸大にて安宅賞を受賞。現在は澤クヮルテット、紀尾井ホール室内管弦楽団、東京クライスアンサンブルのメンバーをつとめており、定期的なリサイタル開催のほか、近年は南西ドイツフィルとの共演や、クープラ音楽祭(イタリア)などへの出演など、ソロ、室内楽、オーケストラの分野で幅広い演奏活動をおこなっている。


■チェロ

花崎  薫

Kaoru Hanazaki

愛知県立芸術大学音楽学部教授、名古屋音楽大学客員教授、東京藝術大学非常勤講師、武蔵野音楽大学非常勤講師、大阪フィルハーモニー交響楽団客演首席奏者

東京藝術大学在学中、ドイツ学術交流会給費留学生としてベルリン芸術大学に留学。
東京藝術大学在学中に安宅賞を受賞。1981年、第50回日本音楽コンクール、チェロ部門3位入賞。1986年文化庁、文化庁在外研修員としてドイツ、カールスルーエ音楽大学にて研鑽を積む。長年にわたり新日本フィルハーモニー交響楽団、首席奏者として歴代の指揮者のもと、オーケストラを支えた。東京クライスアンサンブルメンバーとして室内楽の分野でも活動を行う。東京シンフォニエッタのメンバーとして、2011年サントリー芸術財団、佐治敬三賞を受賞。2013年、ベートーヴェン、チェロとピアノの為の全作品のCDを発売する。


■チェロ

河野 文昭

Fumiaki Kono

東京藝術大学教授

京都市立芸術大学卒業。1982年に文化庁在外派遣研究員としてロスアンジェルスで、その後ウィーン国立音楽大学にて研鑽を重ねる。黒沼俊夫、G・ライトー、A・ナヴァラの各氏に師事。
1984年帰国後、独奏者として各地で活躍、J.コッコネンの協奏曲、L.べリオの無伴奏曲「セクエンツァⅩⅣ」などを日本初演する。また、アンサンブルofトウキョウ、紀尾井ホール室内管弦楽団、静岡音楽館(AOI)レジデントカルテット、東京クライスアンサンブルなどのメンバーとして、室内楽の分野でも長年にわたり、国内外に幅広く精力的な演奏活動を行っている。
81年第50回日本音楽コンクールチェロ部門第1位、90年京都音楽賞、92年大阪府文化祭賞を受賞、2017年京都市文化功労者。


■コントラバス

那須野 直裕

Naohiro Nasuno

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校教諭、東京シンフォニエッタ、カペラ・コレギウム・ヴェリタス
東京現代音楽アンサンブルComeTメンバー

島根県出身、10歳より独学でコントラバスを始める、東京藝術大学別科に入学の後同大学器楽科へ入学し永島義男氏に師事。
第68・84回日本音楽コンクール作曲部門の演奏においてコンクール委員会特別賞を受賞。また自身が参加演奏する現代音楽アンサンブルの演奏会で二度の佐治敬三賞を受賞する。第3回佐治敬三賞現代の音楽展2003- 室内オーケストラの領域III) 第10回佐治敬三賞「東京シンフォニエッタ第28回定期演奏会 湯浅譲二特集」ノルマンディ-の10月音楽祭、アリカンテ音楽祭、フェスティバル・アテンポ、プレゾンス音楽祭などの海外の現代音楽祭に多数参加し高い評価を得ている。2015年まで東京藝術大学音楽学部管弦楽研究部非常勤講師(藝大フィルハーモニア)を勤める。


蓼沼先生写真■ピアノ

蓼沼 恵美子

Emiko Tadenuma

洗足学園音楽大学、桐朋学園芸術短期大学講師

東京藝術大学附属音楽高校を経て、同大学を首席卒業。「安宅賞」受賞。同大学院修士課程修了後、ロンドンに留学し、マリア・クルチョ女史に師事。ミュンヘン国際コンクール二重奏部門で第3位入賞。アンサンブルピアニストとして著名アーティストと多数共演。国内外の音楽祭に招聘されるほか、NHK-FM、BBC等にも出演。


■ピアノ

鳥羽 亜矢子

Ayako Toba

東京藝術大学、インディアナ大学にて学ぶ。巨匠J.シュタルケル氏のアシスタントピアニスト、東京藝術大学弦楽科伴奏助手を務めた他、国内外に於いてリサイタル等での共演、弦楽セミナー、コンクール等の伴奏を務めている。


taniai■ピアノ

谷合 千文

Chifumi Taniai

東京都立総合芸術高校非常勤講師

東京都立芸術高校を経て東京藝術大学、同大学院室内楽科を修了。
主にアンサンブルの分野において活動を拡げ、東京藝術大学弦楽科にて伴奏助手を2018年まで務めた他、日本フルートコンヴエンション、二期会オペラ研修所、バレエ団芸術座などでピアニストを歴任。幅広いジャンルのカバーに定評がある。


※都合により講師陣の変更がある場合がございます。予めご了承下さい。

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